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研究内容

生物のもつ可能性を最大限に利用して、食糧や環境の問題に挑む

遺伝子を介した生命活動はどんな生物にも共通しています。遺伝子のはたらきを知り、利用することで食糧や環境の問題を解決する新しい植物をつくり出します。まずは日本人の主食、イネから!そして身近なオオムギから!

遺伝子は資源です

(個性は一期一会)

みなさんはお父さんとお母さんの遺伝子を受け継いで生まれてきたと思います。でも、同じご両親の間に生まれた兄弟や姉妹とあなたの遺伝子は全く同じでしょうか?私たちが生きていくためには多くの遺伝子がはたらいています。実は兄弟や姉妹であっても遺伝子の組み合わせはちがうんです。この遺伝子の組み合わせは偶然によってうまれ、そのちがいが個性を生んでいます。新しい植物をつくり出すにはさまざまな個性をもつ植物が必要です。私たちは個性豊かな植物をより多く作り出すための研究をしています。

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遺伝子のプロフィールをつくる

(敵を知り己を知れば・・・)

個性を生かして利用するためには、それぞれの特徴を知る必要があります。様々な視点から特徴を調べ、個性を生み出している遺伝子のはたらきまで明らかにする。そして特徴をまとめ、遺伝子のプロフィールを作ることでみんなが新しい植物を作りやすくしています。

ビールを作るPBL授業のために醸造用オオムギを栽培

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2026年4月17日

京都府八幡市圃場

ムギの収穫期は、雨の多い梅雨の時期と重なるため、穂発芽という収穫前に子実が発芽してしまう現象がしばしば発生します。穂発芽が起きると、ムギの品質が大きく低下するため、降雨のあった広い地域で大きな被害が発生します。このため、穂発芽しないような程度の強い種子休眠性を持つムギの品種を作ることが必要です。休眠性の強い種子がどのような仕組みで作られるのか、その分子機構の解明が求められています。

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穂発芽したオオムギ

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種子休眠の量的形質遺伝子座Qsd2の原因遺伝子MKK3の単離

穂発芽を科学する

穂発芽の起こしやすさをコントロールしている

種子休眠性の制御に関わる遺伝子を明らかにします。

これまでに新たに発見した遺伝子
・MFT (Mother of FT and TFL1)
・MKK3 (Mitogen-activated Protein Kinase KInase 3)

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